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　　　　　　POGGIO LE VOLPI ポッジョレヴォルピ
　
住所 : Via Fontana Candida, 3/c 00078 Monte Porzio Catone (Roma)
設立 : 1996年
オーナー :Felice Merge'
エノロゴ : Felice Merge 'と Valerio Fiorelli
アグロノモ : Gianluca Melillo
年間生産量 : 1,000,000
所有ブドウ畑 : 210ha

ポッジョレヴォルピの最初の起業転換期

ポッジョレヴォルピ社のルーツを探るには、ほぼ1世紀前まで遡らなければなりません。全ては、1920年にマンリオメルジェがバルクワイン及びバルクオイルの生産と取引を開始した時に始まりました。彼は土地に対する情熱をまず息子のアルマンドに、そして孫のフェリーチェに受け継ぎました。フェリーチェは1996年にモンテポルツィオカトーネにポッジョレヴォルピワイナリーを設立することで彼の夢を現実に変えました。この地域は火山起源の土地構造で、もともと肥沃な地域です。したがって、これが家族経営の最初のワイナリーへの転換期を表しています。

アルマンドメルジェがモンテポルツィオカトーネに生産工場を設立し、地方ワイナリーから「全国」ワイナリーへと変貌を遂げる一方、フェリーチェは父親の起業家精神を受け継ぎ、醸造家となり、ポッジョレヴォルピの経営に携わりました。ポッジョレヴォルピは現在、生産量と品質の点でラツィオ州で最も興味深いワイナリーの1つとなっています。フェリーチェメルジェが促進したものは、マンリオとアルマンドメルジェの様な現代的で多様性に富み、折衷的で自己主張の強い伝統的なワイナリーです。1920年からの土地、情熱と品質を語るストーリーとなっています。

土地の豊かなブドウ栽培、伝統の価値、醸造における革新と実験への情熱。これらすべてがポッジョレヴォルピなのです。

哲学

アルマンドとフェリーチェメルジェ家のワインに共通する目標は、ワインの特徴を損なうことなく、製品の品質を向上させることです。伝統、アイデンティティ、土地、そして情熱、責任感、経験。これらは、3世代にわたって土地の潜在力を最大限に活用し、現代的な表現である風味とほぼ1世紀にわたるユニークなワイン造りの伝統の歴史である風味をボトルに詰め続けてきた会社が共有する価値観です。したがって、ワイナリーの理念はブドウ栽培の分野における長年の経験の結果であり、ワインの極めて洗練されたスタイル、その特質、名称の地域の尊重、ワイン製造プロセスの管理に基づき、常に地域のブドウ栽培の豊かさを尊重し、高めることを目指しています。したがって、ブドウ園での作業、ブドウと最高の供給業者の選択、熟練したスタッフ、そして最先端の設備は、間違いなく、アルマンドとフェリーチェメルジェ家のワインの成功の鍵となる要素です。

約40ヘクタールの畑を持ち、多様なワインを生産するこのワイナリーは、約6000㎡に及ぶ規模を誇っています。低温技術を適用した醸造用、熟成用ステンレスタンクの設備、最新のボトリングライン、洗練された分析用ラボが配され、凝灰岩の地下部分には800以上のバリックとスラヴォニア産オークの大樽が、赤ワイン用と特にストラクチャーのしっかりした白ワイン用に並んでいます。